工法・施工事例

工法

減圧養生工法 «特許第5799612号»

減圧養生工法は、デパートや駅ビルなどの商業施設において、特に部分改修を行う現場に最適な工法です。
工事エリアと商業エリアを区画する養生に密閉性を確保し、かつ、吸排気(空気の流れ)をコントロールする必要があるため、養生の計画と技術は必要となりますが、導入後は周囲と工事エリアの環境美化を保ち円滑なリニューアル工事を行うことが出来ます。

今までの養生では不十分

通常、解体工事を行う際には、作業現場から発生する粉塵を現場外へ飛散させないよう、仮囲いや養生を行いますが、これだけでは汚染された空気の漏れを完全に防ぐことは出来ませんでした。

アスベスト養生の技術を応用

アスベスト除去工事では、綿密な養生計画と、高性能の粉塵除去装置とフィルターを使用し、工事エリア内を負圧状態に保ち、外部への流出を完全に防ぐ必要があります。装置が高価で、高い養生技術が必要な為、アスベスト除去工事以外には用いられなかったこの工法を簡易的かつ経済的に応用しました。

粉塵除去装置を利用した高度養生工法

まず通常工法と同様に、仮囲いやカーテン養生等で作業現場とそれ以外を空間として隔離します。次に、粉塵除去装置を設置し養生内外の吸排気をコントロールします。このとき、養生内の気圧を低く設定することで、隙間や出入り口付近からの粉塵の漏れを防ぐことが可能となります。ただし養生自体が正しく精密に施されていないと、気流をコントロールすることが出来ない為、綿密な仮設計画と熟練した職人の技術が必要となります。

コストはDOWN、作業効率はUP!

今までの養生では漏れを気にして現場外の広範囲にわたって養生を施していましたが、減圧養生工法ではその手間とコストを大幅に軽減することが出来ます。万全を期して商品養生を行うことも可能です。また、粉塵除去装置によって作業現場内の空気が浄化される為、作業環境が改善し、解体作業自体の効率も向上します。

通常の養生施工イメージ

作業現場から発生する粉塵を飛散させないよう、仮囲いや養生が施されているが空気の漏れは防ぎきれていない。そのため現場外の広範囲にわたって養生をする必要がある。

減圧養生工法の施工イメージ

仮囲いは通常の工法と変わりないが、吸排気をコントロールして仮囲い内を負圧状態にしているため、粉塵が漏れない。そのため囲いの外はほとんど養生をする必要がない。

負圧除塵装置:KM45

減圧養生工法の核となる機材です。フィルタメーカー「エアプロダクツ社」との共同開発により誕生しました。作業領域内の粉塵に汚染された空気を装置内に吸収し、作業領域内を常に負圧に保つと同時にプレフィルタ・HEPAフィルタの2種類のフィルタを通過させることで正常な空気にして排出します。

工法を用いた事例

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