雑工とは建設業の職種の一つで、
「多くの作業が統一なく集まっている・色々な作業が混ざっている」
という意味で使われています。
文字だけを見ると「おおざっぱ」というイメージが先行しますが、
雑工の「雑」は「色々なものが入り混じっている」という意味です。
雑工事の具体的な作業は、下記のように多岐に渡る細かい業務が含まれます。
- 「職人さんの手伝い(手許作業)」
- 「養生」
- 「場内整備」
- 「清掃」
- 「資材の搬出入」
- 「産廃搬出」
- 「クロス、カーペット剥ぎ」
- 「仮囲い・備品類の解体」等々
現場監督・現場管理者の「業務負担の軽減」「工程の効率化」など、建築の品質向上に繋がるような作業を行います。
まさに現場監督さんの「猫の手でも借りたい」というリクエストに120%応える仕事ではないでしょうか。
ケイ・マックスでは「サポート工事部」という部署が「雑工事」を専門としています。
以下で雑工事について掘り下げていきます。
雑工とは
雑工事とは上記の通り、建設現場において
「職人さんの手伝い(手元作業)」
「場内整備」
「養生」等を行っています。
雑工事自体では何かを直接作ることはありません。
ですが、職人さんが100%の力を発揮できる手助けをすることができます。
現場の清掃や、養生など細かい作業をすることで、職人さんは滞りなく自分の作業に集中できます。
すると、自然と現場環境は良くなり、職人さんや現場監督さんも気分よく仕事でき、結果として質の良い建設物ができます。
例えば、現場では以下の様なやり取りがあるでしょう。
職人さんの1日は忙しい
監督さんも忙しい
でも雑工事を頼めば手間のかかる養生を手早く、しかも丁寧にしてくれる。
現場が順調だと、葉巻もうまい
なぜ雑工という仕事があるのか?
建設現場は常に人手不足です。
その中でも、特に現場監督は竣工という期限を持ち、常に納期に追われています。
そして、建設物の品質と納期をクリアし、最終的な責任を負っています。
現場にはトラブルが付き物で、順調に進まないことも多々あると伺います。
現場監督さんはとても忙しいんです。
当社調べによると「現場監督 辞めたい」とwebで検索される回数は月に200回ほどありました。もしかしたら、1人の現場監督が200回検索されたのかもしれないと思うと書いていて、辛くなってきました。
監督さん!一緒に頑張りましょう!
そんな現場内で監督さんの目が届きにくい部分や面倒なこと、人手が足りない部分を補い、職人さんの働きやすい環境を作り、気持ちよく建設できるように雑工事はあると思っています。
現場の着工から竣工まで広範囲の業務を任され守備範囲が広く、ちょっとしたことの依頼のし易さに雑工事の価値があります。
例えば現場監督さんが、専門工事業者さんに「場内整備」や「養生」をお願いすると、
「は?」と、冷たくあしらわれるかもしれません。
こぎゃんふとかバケツ=こんなに大きなバケツの意味
笑顔がこびりついて離れない。
でも、ケイ・マックスのサポート工事(雑工事)なら、
「嘘つけ!」と思われたかもしれませんね。すみません、上のイラストはちょっと盛りました。ですが、実際にケイ・マックスには素直で素敵な作業員が多く所属しています。
ちょっとした頼み事を幅広く引き受ける事ができるのが、雑工事の強みです。
雑工事が現場に入ることで、現場監督のモチベーションも必然的に高くなる
雑工事を依頼するメリット
雑工事には、他の専門工事にはないメリットがあります。
- トータルで見たときにコストを削減することができる。
- ちょっとした仕事を依頼しやすい
- 現場全体の工程への理解が深いため、細かい提案ができる
- 変化への対応力がある
例えば、現場監督がちょっとした清掃や、ちょっとした搬入を頼みたいときがあるとします。
雑工事を依頼すれば、美装屋さんや、荷揚げ屋を呼ばずに一人で完結させることができます。もちろん、規模にもよります。
また、雑工事は、着工から竣工まで常駐することもあり、現場の全体像を把握します。
「ここは、もう作業がないから養生は剥がした方が良いですか?」
「搬入があるなら、入場口の資材を動かしたが方が良いですか?」
など、監督さんの一歩先を見据えて提案することもできます。
これは、雑工事の強みではないでしょうか。
また、作業の内容が一定ではないため、現場のあらゆる事を想定しておかなくてはいけません。そのため、新しい作業への順応が早く、対応力が付く傾向があります。
いかがでしょうか、雑工事についての理解を深めて頂いたでしょうか?
ケイ・マックスの雑工事については下のリンク先でも紹介しています。
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