楊重?揚重?木偏と手偏どっちの表記が正しいの?

楊重?揚重?手偏?木偏?
口臭、怪獣、鼻炎、ぴえん
教授、今日中?課題、消えん?

バイブスがあれば、揚重も楊重も、養生も溶状よ!

揚重だけに、揚揚(アゲアゲ)になってしまいました。

お遊びはここまでにして、真面目な話をしていいですか?(真顔)
結論から言うと荷揚げの「ようじゅう」は手偏の「揚重」です。

以下、楊重の「楊」の字について解説しています。

楊重の「楊」は「やなぎ」の意味

枝垂れ柳
枝垂れ柳(しだれやなぎ)。結構序盤で「揚重」関係なくなる。

木偏の楊は、爪楊枝のようで、楊(やなぎ)の木を指します。

昜の字は「日が昇る」「日があがる」という象形文字(物の様子を点や線で表してできた文字のこと)です。

昜は「昜る(あがる)」という訓読みもあります。

柳(やなぎ)は下に垂れるイメージですが、それはシダレヤナギという川沿いに垂れている種類です。
上に上がるタイプの楊(やなぎ)にはネコヤナギがあります。

ネコヤナギ
猫のしっぽのような先っちょだからネコヤナギらしい。花言葉は「楊重じゃないよ、揚重だよ」

使い分けがきちんとあるようで、垂れる「やなぎ」は「柳」上にあがる「やなぎ」は「楊」らしいですよ。

上に昜る(あがる)方の楊が、爪楊枝の原料になるようです。

もしかしたら、弊社を「爪楊枝の会社?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんがケイ・マックスは建設会社です。

全然、揚重関係なくなってしまいましたが、
ようするに木偏の「楊」は「やなぎ」という事です。

「楊重」の方がオシャレではありますが、
人の手で搬入は行われるので、揚重は手で揚げると覚えておけばよいでしょう。

ようじゅう」の「よう」は「」の「揚重」というお話でした。

と。ここまで散々解説してきましたが、
企業様によっては「楊重」で統一されているところもあるようですので、
長い物に巻かれるのが、建設業界で長生きできるコツです。

ケイ・マックスは揚重派です。